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「野球くじ」来年から実施か、NPBと12球団が検討開始 野球振興に向け方向転換へ

 プロ野球を対象とした「野球くじ」が早ければ2019年から実施される可能性がある。日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が21日、本格的に検討を始めた。

 球界では八百長、野球賭博の懸念から、導入には慎重な声もあるが、野球人口の減少傾向もあり、野球振興に向けて方向転換となる。

 NPB幹部と12球団の代表者が21日、那覇市内で会議を開き、スポーツ振興くじ(toto)に野球を加えることを正式な議題として取り上げた。現状では、野球くじの導入反対を積極的に表明している球団はないため、全体的な流れとしては導入に向かっている。選手会や審判員との調整が済めば、野球くじが実現する。

 関係者によると、くじの方式について様々な意見が出ているが、サッカーのtoto「BIG」と同じ方式になることが有力。コンピューターまかせで、くじの購入者は試合の勝敗は選べない方式だ。

 野球くじが導入されれば、プロ野球も助成の対象となり、新球場建設の助成などに使われる可能性もある。老朽化が進んでいる球場も多いことから、ファンには朗報だ。

 一方、不正懸念から野球くじへの拒絶感を持つファンもいる。1970年ごろの「黒い霧事件」や最近でも野球賭博問題が世間を騒がせた。一昔前は絶大な人気を誇っていた野球も、少子化の日本では姿を変えていくということなのだろう。

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