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虎助っ人の“危険信号”とは? ロサリオをよく知る西武・田辺TA「外の変化球に手を出し始めると…」

 弱点はないのだろうか。阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(28)=韓国ハンファ=が21日の同・起亜との練習試合(宜野座)で適時二塁打を含む2安打3打点に三盗にも成功と大暴れ。実戦5試合で打率・727、3本塁打、9打点の活躍だ。

 「打つとは思う。ただ打てなくなるとスランプが長い。外の変化球に手を出し始めたら危険信号だ」。こう警告を発するのは西武の前監督、田辺徳雄チームアドバイザー(51)。昨年ハンファを臨時コーチとして指導し、3番を打っていたロサリオをよく知る。

 ロサリオは昨年・339の高打率を残しているものの、10チームで3割打者は33人もいて、優勝した起亜のチーム打率は・302。日本の3割打者はセ・リーグ7人、パ・リーグは2人だけであることを考えると、韓国は典型的な打高投低だ。

 37本塁打(2位)、111打点(6位タイ、同数が4人)だが「3割打者が30人以上いるし、韓国の球場は狭いから、本塁打がポンポン出る。開幕投手は全球団外国人で投手のレベルも高くない。そこがどう影響するか」と田辺TAは指摘。

 ネクソンは2016年に西武で0勝(4敗)に終わり、7月に戦力外となったバンヘッケン。サムスンは同じく16年に横浜DeNAで3勝(2敗)のペトリックと、日本で通用しなかった投手が開幕を任されるのだから、レベルは推して知るべしといえる。

 性格はいたってマジメ。ハンファの金星根監督(昨季途中で解任、今季はソフトバンクでコーチングアドバイザー)は試合がある日でも昼前から猛練習を課し、試合後も0時近くまで終わらないが、ロサリオは練習に参加していた。

 もっとも「ところどころで『あそこが痛い、ここが痛い』と、ちゃっかり休んでいた」(田辺TA)と自分の体調をみて、手を抜くこともうまかったという。

 あとは日本の投手は弱点を徹底的に突いてくるだけに、外の変化球をいかに対応できるかがカギといえる。(塚沢健太郎)

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