記事詳細

【平昌取材日記 零下20度の街から】フィナーレ飾るエキシビション、入場料8万円も惜しくない「ユヅくんに会えるなら」

★(11)

 男子フィギュアスケートで66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=が21日から練習を再開した。

 えっ、金メダルを取ったのにもう練習? そう、五輪最終日の25日、午前9時半からエキシビションが行われるのだ。

 王者羽生や銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=ら男女5位までの選手が出場できる、名誉あるイベント。ペアやアイスダンスの選手たちも加わり、約30人が出場する。

 この日の羽生は、金メダルの余韻に浸ることなく約40分間、練習に集中。エキシビションでも主役だ。技や演出の制限もなく、衣装や小道具にこだわる選手も多い。

 五輪のフィナーレを飾るイベントでチケットも高い。80万ウォン、日本円で8万円だ。ある韓国人のフィギュアファンは「ショートプログラム(SP)は日本円で5万5000円、フリーは6万円。エキシビションが最も高い。でも、羽生選手を見たいから迷わず買いました」と告白。一方、日本の熱烈なファンは羽生の韓国入り前日からエキシビションまで計16日間平昌に滞在中。「宿泊費などを併せると数十万円はかかります。でもユヅくんに会えるならかまわない」

 今シーズンはケガによる欠場で“ナマ羽生”を拝める機会が少なかった。それなら8万円も惜しくないというわけだ。(飯田絵美)