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「こだわり」捨てた阪神・鳥谷、二塁に再転向 球団関係者「プロで生き残るための決断」

 長年の定位置だった遊撃から昨季三塁にコンバートされ、今季は二塁に“再転向”が決まった阪神・鳥谷敬内野手(36)。25日のオープン戦(対中日=北谷)で実戦デビューすることが内定した。

 片岡篤史ヘッド兼打撃コーチ(48)は22日、同試合に福留やロサリオとともにベテランを連れて行くと明言。鳥谷の出場について、打撃はともかく「実戦で(二塁の守備を)一度やっておきたいだろうしね」と説明した。

 昨年の今ごろは遊撃のポジションにこだわり続けたものの、キャンプ終了時点で金本監督が北條相手に「7対3で勝っても(遊撃のレギュラー出場は)ないと」と言及。結果、オープン戦から三塁にコンバートされた。当初は失策が目立ったものの、最終的にはゴールデングラブ賞を受賞。「堅守」を見せつけたが、再転向を受け入れた形だ。球団関係者は「プロで生き残るために出した決断だと思う」とおもんばかる。

 「かつて、火の玉ストレートを武器に抑えの地位を築いた藤川も、昨季はリードされた場面での起用が目立ったが、52試合に登板し存在感を示した。迫り来る世代交代をどんな形で乗り切るか、彼なりに考えたと思うよ」。虎の生え抜きベテラン野手が、今度はその「生き方」を後輩たちに示すときだ。(山戸英州)

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