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神戸、今季の裏目標 OBたちが願う“フリューゲルス再建”

 J1リーグの今季開幕戦は史上初の平日開催(23日、鳥栖1-1神戸=佐賀県ベストアメニティスタジアム)となった。

 今季も神戸の主役は加入2季目のルーカス・ポドルスキ(32)だが、“裏目標”がある。Jリーグ史上ただひとつ経営難で消滅した、横浜フリューゲルスOBの結集である。1999年の天皇杯優勝がラストゲームになったが、この試合で決勝ゴールを放ったのが現神戸監督、吉田孝行(40)だ。

 そして当時の監督のゲルト・エンゲルス(60)もコーチとして10年ぶりにJリーグ復帰。同コーチは吉田監督の高校時代(滝川二高)の特別コーチでもあった。また、ドイツ連盟のコーチライセンスもあることから、ポドルスキとの関係も良好だ。

 フロントにも、フリューゲルスの主力だった元日本代表・三浦淳寛氏(43)がスポーツダイレクター(SD)で入閣。チームスタッフにもフリューゲルスOBが数多い。

 神戸関係者が今季目指すサッカーを「バルセロナ」と異口同音に表現するのも、フリューゲルスが目標としていたスタイルだから。

 ちなみに前園真聖氏やW杯初出場時の日本代表の主力だった山口素弘氏、GK楢崎(名古屋)、MF遠藤保(G大阪)もOBだ。

 フリューゲルスが消滅して今年でちょうど20年。この日の神戸は1-1のドローに終わったが、OBたちが本気で願う“フリューゲルス再建”が神戸の軒を借りて実現する、そんな可能性も出てきた。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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