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【甘辛戦記】松岡の予想を上回る成長力のウインブライト 次走で悲願GI獲りへ

 年明けの重賞で猛威を振るう“最強4歳世代”からまた1頭、GI候補生が誕生した。ウインブライトが重賞3勝目をゲットし、大阪杯へ名乗りをあげた。

 「すごくデキが良かったので自信を持って乗った。スタートが良く、いい位置で運べたし、折り合いも完璧。長くいい脚を使う長所を生かせた。(追いすぎて)疲れました」

 松岡騎手は14年連続となるJRA重賞Vを苦笑交じりに振り返った。直線で先頭に立って1頭になると気を抜く癖があるが、後続を離したマルターズアポジーとアエロリットが粘りに粘る理想的な展開。絶好のターゲットをきっちり捕まえると、思わず左手でガッツポーズを作っていた。

 これまで重賞を2勝しているものの、皐月賞8着、ダービー15着と大舞台では歯が立たなかった。しかしGIIとはいえGIホース3頭を破り、1週前追い切りのあとに出た反動も乗り越えられたあたり、確実に力強さが出てきた。「以前は(馬体に)緩さがあったけど、明らかに良くなった。また階段を一歩上がれたと思う」と、畠山調教師は胸を張った。

 次は中距離No.1決定戦・大阪杯。サトノダイヤモンドなど未対戦の強豪も出走してくるが、「2歳のときからこの馬でGIをと思ってきた。頑張りたい」とジョッキー。昨年から口を酸っぱくして「本当に良くなるのは4歳秋の天皇賞」と言い続けてきたが、相棒の成長力はその予想をはるかに上回っているのかもしれない。 (夕刊フジ・漆山貴禎)

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