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東京五輪 大会マスコットに「ア」案 市松模様の近未来的キャラ 作者は谷口亮さん

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、大会マスコットにエンブレムで使用された市松模様があしらわれた「ア」案を採用することを決めた。大会史上初めて実施した全国の小学校による学級単位の投票で最多得票となった。制作者が福岡県在住のキャラクターデザイナー、谷口亮さん(43)であることも公表された。

 一般から募集した大会マスコットには計2042件の応募があり、有識者による審査会などで最終候補3案まで絞り込んだ後、昨年12月11日から今月22日まで投票を受け付けた。対象となる小学校や特別支援学校など計約2万2千校、約28万学級のうち、1万6769校、20万5755学級が投票。「ア」案は過半数の10万9041票の支持を集めた。谷口さんには賞金100万円のほか、五輪・パラリンピックの開会式に招待される。

 福を呼ぶ招き猫や神社のキツネ、こま犬がモデルの「イ」案は東京都在住のゲーム会社勤務、矢野花奈さん(25)制作で6万1423票、縁起の良い紅白を基調とし金の水引を背負った「ウ」案は都内在住のイラストレーター、秋本早苗さん(50)制作で3万5291票だった。

 28日は東京・品川区の豊葉の杜学園で発表会を開催。各候補の得票数とともに「ア」案の採用が発表されると、児童から歓声が上がった。

 五輪・パラリンピックのマスコットは開幕前から大会のPRに活用されるほか、期間中も各競技会場やイベントなどに登場し、大会を盛り上げる。組織委は今後、谷口さんや専門家の意見を聞きながらマスコットの名前を決め、7~8月ごろに発表する予定。

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