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打撃好調の阪神・ロサリオにかかるもうひとつの『期待』 首脳陣「ホント助けられているよ」

 「打線の大きな軸ができた気がする。過去3年の中で一番強い」

 就任3年目を迎えた阪神・金本知憲監督(49)が2月28日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ「90-95点くらい」と総括した。

 立役者は、指揮官がキャンプMVPに選んだ、新外国人のウィリン・ロサリオ内野手(28)=前韓国ハンファ。打撃好調で、課題だった得点力不足が克服されつつある。他球団のスカウトは「どこに投げても打たれる」と警戒している。

 キャンプの自己採点を「70点」としたロサリオは最初からチームに溶け込もうと必死だった。「皆さんがいろんなことを教えてくれた。ケガなく1年間、過ごせるようにやっていきたい」と抱負を語った。

 キャンプ中には若虎たちに助言する場面も見られた。高い打撃センスを生かし切れない4年目の江越をフリー打撃で熱血指導したり、3年目の坂本には捕手経験を生かしてアドバイスを送ったりした。

 首脳陣の1人は「170メートルの場外弾を放つバッティングを見せる選手が、身ぶり手ぶりで教えてくれるなら、若手も聞く耳を持つ。選手にはコーチからの指導だけでなく、いろんな引き出しを持ってもらいたい。ロサリオにはホント、助けられているよ」と話す。バット以外にもかかる期待は大きい。(山戸英州)

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