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日馬暴行事件当時に10代力士が強制わいせつ行為 追い打ち批判恐れ公表せず、またまた八角理事長対応の甘さ

 東関部屋の10代力士が、一昨年11月の九州場所中に、福岡県内で当時10代の少女にわいせつな行為をしたとして、初場所中の今年1月中旬に強制わいせつ容疑で書類送検されていたことが2月28日、明らかになった。当の力士は警察の調べに対し、行為に及んだことは認めたものの合意のうえだったと、容疑を否認しているという。

 日本相撲協会の鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)は「状況が分からない。調べてはっきりさせたい」と説明。しかし師匠の東関親方(元幕内潮丸)は、昨年11月に警察から問い合わせを受けたことを相撲協会に報告していることを明かした。

 当時の角界は、元横綱日馬富士の暴行事件で大揺れ。追い打ちをかけるような新たな不祥事により、さらなるイメージダウンをおそれたのか、公表はしていない。

 協会は2月13日から4日間「研修ウイーク」と題し、力士、親方から行司、床山ら、全協会員を対象にした研修会を実施したばかり。元日馬富士の暴行事件以降も研修会を続けているが、果たして、肝心の協会執行部に隠蔽体質改善への意識があるのかどうか。

 あるベテラン親方は「なぜ公表しなかったのか、理解に苦しむ。執行部の対応は後手ばかりだ」とあきれるばかり。しかも東関部屋は八角理事長と同じ高砂一門の部屋だ。

 師匠の東関親方は「被害届を出されるようなことはしていない」と弟子の容疑を否認。10代力士は初場所も出場し、現在も春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けて稽古を続けている。

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