記事詳細

上原、日本復帰なら巨人濃厚 他球団すでに白旗 鹿取GMとの強い絆も

 カブスからFAとなったものの所属先が決まらず、日本球界復帰を視野に入れ始めた上原浩治投手(42)だが、古巣巨人以外の球団は早くもお手上げムードだ。

 上原は1日に自身のブログを更新。渡米して代理人と今後のことを話し合っているとした上で、「日本からの誘いがあれば、そこにいくことを考えています」とつづったが、10年ぶりの巨人復帰が濃厚と球界ではささやかれている。

 早くも巨人は獲得に乗り出すことを示唆しており、在京球団関係者は「巨人が出てきたら、条件面も含めて他球団は手が出ない」と早くも白旗を掲げる。

 メジャー9年目の昨季は49試合に登板し、3勝4敗2セーブ、防御率3・98。抑え不在で上原獲りに乗り出す可能性があるとみられたヤクルトの関係者は「青木(年俸3億円の3年契約)を獲って、もう金がない」とキッパリ。西武関係者は「松坂(中日)を獲らないで上原を獲ったら、ファンにそっぽを向かれるでしょう」と見送るしかない状況だ。

 さらに上原には、巨人で新人のときに投手コーチだった鹿取GMとの強い絆がある。

 当時の上原は、先発前にブルペンに入らず遠投を行っていたが、鹿取コーチは新人に自己流の調整法を許可していた。鹿取コーチは2年で退団し2001年に1Aのベロビーチ・ドジャースにコーチ留学したが、メジャー志向の強かった上原が鹿取氏に送った「寂しいです。僕も連れて行ってください」というメールがテレビ番組で公開されたこともあった。

 02年に巨人復帰も、原監督と衝突し、当時の投手からは「監督から選手を守ってくれる。『俺が責任を取る』と口にするコーチはたくさんいるが、本当に辞めたのは鹿取さんだけ」と今も信頼されている。

 カブスでの上原の年俸は600万ドル(約6億6000万円)。それに見合う金額を用意できるのも巨人しかない。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース