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大谷、5者連続含む8K 全アウト三振「今日はいいところと悪いところが出た」

 【メリーベール(米アリゾナ州)2日(日本時間3日)=片岡将】エンゼルスの大谷翔平投手(23)はブルワーズ傘下マイナーとの練習試合に登板し、2回2/3を投げて4安打2失点ながら8つ全てのアウトを、5者連続を含む8三振で奪った。失点には納得していなかったが、期待が高まる登板だった。

 無観客のサブ球場から急遽、メーン球場での有料試合に移された異例の練習試合。1回は左中間二塁打、暴投などで1死三塁とされたが、連続三振で切り抜けた。

 2回は、当たり損ねの投内野安打、左翼線二塁打のあと、中前打で2失点。しかし、ここから5連続三振を奪った(特別ルールで2回は2死打ち切り)。52球を投げ、最速は154キロだった。

 「前回の反省を踏まえて、やることと確認することと、それぞれ大きな収穫があった。3回はマウンドに慣れて、カウント球の変化球をコントロールできた」

 1回1/3を2失点(自責点1)だったオープン戦初登板(2月24日)に続く中5日で2度目の実戦登板。速球でも変化球でも三振を奪い、日本ハム時代には投げなかった左打者の外角に“バックドア”のスライダーで三振を取る場面もあった。

 マスクを被ったレネ・リベラ捕手は「投げるたびによくなっていく。スライダーは切れていた」。ソーシア監督も「期待通り。ボールに力があった」と満足した様子。2三振でお手上げだったブルワーズ3番のニック・フランクリン内野手も「タイプは違うが岩隈を思い出した。変化球を自在に操れる」と多彩な投球が印象的だったようだ。

 課題も1つずつクリアしている。メジャーでは、味方の攻撃中にベンチ前でキャッチボールができないが、この日はブルペンに走って壁当て。ベンチ裏にネットがある球場ではネットスローで対応する予定だ。

 「今日はいいところと悪いところが出た。(厳しいコースに)投げきらないと、シーズンでは本塁打にされる。変化球のキレはまだよくなかったし、打者の手元でのボールの力もまだ足りない」と大谷。

 4日(同5日)のロッキーズ戦(テンピ)と5日(同6日)のレッズ戦(グッドイヤー)では指名打者で出場予定。投手としては、中5日の予定通りなら8日(同9日)のアスレチックス戦(メサ)に先発する。

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