記事詳細

執行猶予中に“また”万引… 元マラソン女子日本代表・原被告 昨年末まで摂食障害や病的窃盗で入院

 万引で有罪判決を受けて執行猶予期間中の今年2月、また群馬県太田市のスーパーでキャンディーなどを万引したとして、窃盗罪で前橋地検に起訴された陸上の世界選手権女子マラソン元日本代表で飲食店員、原裕美子被告(36)=栃木県足利市。昨年末まで摂食障害や病的窃盗の治療で入院していたという。

 起訴状によると、2月9日に群馬県内のスーパーでキャンディーやチョコレートなど3点(計382円相当)を盗んだ。「店を出る前に商品を戻すつもりだった」と否認しているという。

 昨年8月には栃木県足利市内のコンビニで化粧水やパン、菓子など8点(計約2600円相当)を盗んだとして逮捕。11月に懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。

 高校卒業後の2000年に実業団チームに入り、05年名古屋国際女子マラソンで初優勝。同年世界陸上ヘルシンキ大会で日本女子トップの6位入賞。07年の大阪国際女子マラソンで優勝した。しかし、トップ選手のときに過食性の摂食障害を発症したという。

 公判では、以前から万引を繰り返していたことも明らかになっていた。検察側の供述調書によると「食べ吐きすると気持ちが落ち着く。でも吐く物にお金を使うのが惜しい」。原被告は「捕まって早く楽になりたかった」と述べた。16年10月に地元の男性と結婚式を挙げながら入籍せずに破局。「つらい思い、悩みから解消されたかった」と心境を明かしている。

 会社員の父親(67)はサンケイスポーツの取材に、原被告が摂食障害や病的窃盗の治療で昨年末まで県外の病院に入院していたと話した。今回の事件は「気がついたら菓子を服の内側に入れていて、棚に戻そうとしていた矢先だった」と話しているという。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース