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【貴騒動を斬る】稀勢と貴乃花親方に共通する“土俵の鬼”の精神 初代若乃花の孫弟子同士 (2/2ページ)

 稀勢の里は先代師匠が7年前に亡くなるまで、他の部屋の力士たちとの交流を禁じられ、出稽古も許してもらえなかった。なれ合い、勝負に影響するのを嫌ったからだ。今回の騒動で、貴乃花親方も弟子たちに他の部屋の力士たちと飲食をともするのも禁じていたことが浮かび上がった。こちらも勝負に徹することを求めたのだ。

 そんな妥協を許さない生き方を身上とする似た者同士がいま、同じような八方塞がりの中にいる。どうやって壁をぶち破り復活するか。苦しい模索が続いている。

 ■大見信昭(おおみ・のぶあき) 1943年8月30日、鹿児島県生まれ、74歳。70年フジ新聞社(後に産経新聞社と合併)入社。大相撲を中心に取材歴50年に迫る。

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