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【Jリーグ25周年の群像】「投資厳しいが長崎を元気にするため」 V・ファーレン長崎・高田社長が専用スタジアム建設計画 “2カ月寝ずに考えた” (1/2ページ)

★(3)V・ファーレン長崎・高田明社長

 クラブ創設14年目にして初のJ1を戦いながら、V・ファーレン長崎の高田明代表取締役社長(69)の視線は未来へも向けられている。

 Jリーグ関係者が一堂に会する開幕前恒例のキックオフカンファレンスが開催された2月15日。会場の都内ホテルに到着した高田社長は、初めて目の当たりにする壮大な光景に「ゼイリーグとは、こんなにもすごいんですね」と驚いた。

 前述した通り、長崎県平戸市生まれの高田社長は肥筑方言のなまりが強く「J」が「ゼイ」になってしまう。同時に不退転の決意も示した。

 「スタジアムの駐車場不足が問題になっているので、全員で知恵を出し合っています。逃げるわけにはいきませんので」

 3-1でカマタマーレ讃岐を下しJ1昇格を決めた、昨年11月11日のホーム最終戦。諫早市のトランスコスモススタジアム長崎には収容人員を大きく超える、歴代最多の2万2407人の大観衆が詰めかけた。公共交通機関の便が悪いこともあって6割近くが車で来場し、駐車場不足で周辺道路の大渋滞を招いた。

 J1で同じ混乱を生じさせるわけにはいかない。弾き出された答えのひとつが、駐車場予約アプリを運営する会社と提携し、周辺の駐車場約1400台分の事前予約を可能にすることだった。

 「2カ月寝ずに考えた、と言ってもいいほど課題がありました。関わったスタッフを褒めてあげたいですよ」

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