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【甘辛戦記】スワーヴリチャード、大阪杯制覇すれば… 見える“ポスト・キタサン”への道

★金鯱賞

 単勝オッズは1.6倍。スワーヴリチャードが期待どおりに、’18始動戦をすんなりモノにした。

 「初めて乗ったときからいい馬なのは分かっていたけど、今回も強かったね」とミルコ。手綱を受け継いでから(1)(4)(1)着、乗るたびに自信は増すばかりだ。

 サトノノブレスが作り出したスローな流れのなか、「有馬記念のように外々を回されるのが嫌だったので早めに動いた」と、向正面で2番手へ。最後、ノブレスをかわすのに少し手こずったようにも見えたが、ミルコにしてみれば絶対に負けない半馬身差だった。

 庄野調教師も「スローで力んでいたけど、我慢しなければいけないところ。ただ、直線は追い出しを待つ余裕があった。抜け出すときに少し苦労したように見えたが、いい意味でズルさが出てきたのかな。力どおりの結果だと思う」と、その自信は揺らがない。

 ポスト・キタサンブラックの候補となる1頭。皐月賞馬アルアイン(京都記念2着)、ダービー馬レイデオロ(同3着)が’18ダッシュに失敗しただけに、ダービー2着スワーヴの飛躍は大きな意味を持つ。この勢いで大阪杯も獲得すれば、世代No.1の称号も近づいてくるだろう。

 ただ、課題がないわけではない。次は実績のない右回り。有馬記念でモタれていただけに心配だが、コンビ4戦目のミルコがそうそう失敗することもないか。もとより、そのハードルを乗り越えられなければ“ポスト”ともいえない。スワーヴが頭ひとつ抜け出すのかどうか。今年のGIシリーズの流れを大きく左右する大阪杯となりそうだ。(夕刊フジ・水谷圭助)

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