記事詳細

イチローが“今季初安打” 2試合をカートで行ったり来たり…奇跡の復活で開幕スタメンOK

 【ピオリア(米アリゾナ州)19日(日本時間20日)=片岡将】右ふくらはぎの張りを訴えていたマリナーズのイチロー外野手(44)は、パドレスとのマイナー中心の練習試合で実戦に復帰。2つのグラウンドで行われた2試合を往復しながらDHで打席に立つ変則的な出場で、合計10打数3安打1四球だった。

 14日(同15日)のジャイアンツ戦を1回の守備で退いて以来の実戦。第1打席は、パドレスの開幕候補左腕クレイトン・リチャード(昨季8勝15敗)の外角直球で見逃し三振に倒れ、「18年目にしてマイナーの(広いストライクゾーンの)洗礼を受けた」と苦笑い。

 しかし、次の対戦となった第3打席は三塁線を破る“今季初安打”。さらに第5打席では甘く入った速球を見逃さず、右中間を深々と破る二塁打を放った。リチャードとは4打席の対戦で2安打2三振。

 続く第6打席では、マイナーの投手から左翼線に落とすイチローらしい技ありの安打。300メートル離れた2つのグラウンドをカートで目まぐるしく往復し、「メジャーで投げている相手に練習できるのは大きい。(次は)オープン戦に出たい」と21日のブルワーズ戦(ピオリア)への出場に意欲を見せた。

 右ふくらはぎの張りで一時はひやりとさせたが、驚異的な回復力で相変わらずの故障への強さを証明した。大リーグ公式サイトは「9番・左翼」での開幕スタメンを予想している。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう