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中日・松坂“スライド登板”のワケ 5日の巨人戦が“Xデー”に選ばれた深謀遠慮とは

 今季中日に加入した松坂大輔投手(37)が日本では12年ぶりの先発マウンドを踏む。5日・巨人戦(ナゴヤドーム)が“Xデー”に選ばれた深謀遠慮とは-。

 新天地でもルーチンは不変。登板前日の4日、松坂は無言を貫いた。この日の巨人戦(同)は3万3816人を集めたが、その一部は“松坂効果”だった。

 というのも、「4日に初先発」という一部報道を受けて前売り券を買い、当てが外れたファンがいたからだ。球団側には「4日に投げるって言ったじゃないか!」などとお門違いの抗議電話もあったという。

 現地メディア関係者は「当初は、(中日の)親会社系列のCBCが地上波中継する4日が本命視された。5日の中継は三重テレビ。名古屋市内にも見られないエリアがある」と指摘。“スライド登板”の理由は、「松坂は肩の張りを気にしている。少しでもいい状態で投げられるよう配慮したのでは」とみる。

 集客に苦戦する来週のヤクルト戦ではなく、あえて動員力のある巨人戦で初先発させたのも、10日以上の登板間隔が必要な松坂を、効率よくナゴヤドームだけで投げさせるため。ローテーションはよく計算されている。

 チームはこの日、開幕からの連敗を4で止め、重圧は減った。あとは松坂が“客寄せパンダ”にとどまらない価値を証明できるかだ。

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