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【編集局から】パワハラ会見の様子を見て思い出した「ささやき女将事件」

 女子レスリングのパワハラ問題で、先日開かれた緊急理事会後の記者会見の様子を見て、“あれ”を思い出しました。

 福田富昭会長が倫理委員会で承認された再発防止策などを発表したときのことでした。福田会長は自らの発言にも関わらず、隣にいた金森仁弁護士に視線をやり、弁護士が福田会長にささやく言葉をそのまま繰り返しました。揚げ句の果てには「それから…なんだっけ?」と弁護士から助けを求めていました。

 その様子を、2008年に食品偽装問題で記者会見を行った高級料亭船場吉兆の「ささやき女将(おかみ)事件」と重ね合わせてしまいました。福田会長自らの責任ある言葉を聞きたかったものです。

 会見冒頭ではパワハラを認め、関係者などに謝罪をしていましたが、ここでも福田会長は終始下を向き、机のメモに目をやる姿が目につきました。

 福田会長は自身の進退について明言しませんでした。パワハラ問題は一歩進んだのかもしれませんが、会見では金銭問題やセクハラの問題は全く触れられませんでした。

 これで皆さん納得がいくでしょうか。(松村友二)

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