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巨人・由伸監督、コイ煩い 広島ばかり気をとられ他チーム対策疎かに (1/2ページ)

 巨人が4カード連続で勝ち越しに失敗。最下位タイに沈む元凶は、昨季コテンパンにやられた広島への過剰な意識だ。

 19日の横浜DeNA戦(横浜)は三塁すら踏めず零封負け。相手先発のドラフト1位新人、東に8回途中まで4安打無失点に抑えられ、高橋由伸監督(43)は「前回対戦してるわけですから考えなくちゃいけない」と打線に注文をつけた。

 東とはちょうど1週間前、12日の同カード(東京ドーム)で初対戦。6回途中3失点でプロ初勝利を献上している。プロの洗礼を浴びせるべく、この日の打線は「内角には投げきれないから外角に目付を」との方針で臨み、5回終了後にはベンチ前の円陣で「球種を絞って、追い込まれる前に打て」と指示が出されたが、実を結ばなかった。

 この世界で同じ相手にやられっぱなしは許されない。先週の本拠地3連戦でDeNAに全敗。17日の同カード(新潟)も逆転勝ちこそ収めたが、21歳で通算1勝の相手先発・飯塚を2週連続で崩せず、東にも前回以上の好投を許した。今季巨人の重要なテーマ、情報戦で優位に立てていない。

 昨季7勝18敗と大苦戦した広島対策。その柱がデータ野球だ。1月1日付で戦略室をスコアラー室に名称変更し、鹿取GM自ら室長を兼務。データ分析室も新設し、多くの予算と人材を投じた結果、13日の広島との今季初対戦(東京ドーム)では相手先発・野村から8点を奪い圧勝した。続く2試合とも1点及ばず負け越したが、「展開としては紙一重。去年のように一方的にはやられない」(球団関係者)と一定の手応えを得られた。

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