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“魔曲”で燃える巨人・岡本 3ラン含む3安打4打点の大活躍

 巨人・岡本和真内野手(21)が22日の阪神戦(甲子園)で、4号3ランを含む3安打4打点の大暴れ。自らを奮い立たせるテーマは、高校時代の“魔曲”だ。

 甲子園は岡本のためにあるのか。晴れた日曜のデーゲーム。5回無死二、三塁の絶好機に、浜風をほおに感じながら打席へ。高め直球をたたくと打球はぐんぐん伸び、バックスクリーンに突き刺さった。

 「まさか入るとは思わなかった。しっかりとらえられたが逆風なので」

 聖地であの日以来の一発だ。奈良・智弁学園高3年時、春のセンバツ1回戦の三重高戦でバックスクリーンと左越えに1試合2本塁打。ドラフト1位の評価を決定づけた。あれから4年。「1軍で1回は打ってみたかった。素直にうれしい」と凱旋弾に顔をほころばせた。

 高校野球で甲子園のスタンドを盛り上げる応援曲といえば、智弁和歌山高の「ジョックロック」が、終盤の大逆転を演出する“魔曲”として名高い。兄弟校である岡本の母校でも、在学中からここぞの場面で演奏されているが、岡本は「テンポがちょっと違うんですよ」と解説。「和歌山の方が演奏もうまいし、ちょっと速いんですけど、もちろん僕は奈良のバージョンの方が好きです。打席で聞くと燃えました」と愛着を語る。

 この日は4回1死三塁でも中前適時打。今季18打点でセ・リーグ打点王争いのトップに立った。

 ここぞの場面で岡本に打席が回ったとき、本人の頭の中だけでなく応援席からも「ジョックロック」が流れれば、球場がもっと熱く盛り上がるかもしれない。(笹森倫)

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