記事詳細

中日・松坂、12年ぶり国内勝利“復活”の舞台裏… 森監督「客を呼べるかどうかだ」 チーム5位も観客は大幅増 (1/3ページ)

 3度目の正直で白星をつかんだ。中日・松坂大輔投手(37)は今季3度目の先発となった4月30日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で6回114球1失点の熱投。日本では西武時代の2006年9月19日のソフトバンク戦以来、12年ぶりの勝利を挙げた。西武時代の同僚でもある森繁和監督(63)がシナリオを書いた“復活劇”の舞台裏に迫る。(山戸英州)

 試合終了1時間後、ヒーローが駐車場に姿を現した。日本では4241日ぶりの白星で「連絡が殺到しているのでは?」と聞くと、「祝福メールがいっぱい来てますね~」と笑みをこぼした。

 6回114球を投げ、押し出し四球を含む7四球と1死球には「僕らしいといえば、僕らしい」と苦笑いだったが、3安打1失点に抑え、3回にはこの日最速の147キロストレートで戸柱のバットをへし折り遊直に仕留めるシーンもあった。

 1月23日に、酷寒のナゴヤ球場で報道陣をシャットアウトして入団テストを受け合格した。松坂が西武入りした1999年に2軍コーチとして同じユニホームを着た縁のある森監督は本紙の取材に、テストの合格基準について「投げられるかどうか、そしてお客さんを呼べるかどうかだ」と明かしていた。

 さらに、開幕直前の本紙インタビューでは「彼(松坂)に群がる報道陣を見れば分かるでしょ。ああいう選手が来たら、全部そっちに持っていかれる。俺は名古屋のチーム(中日)に十数年いるけど、そういう選手を見た記憶はない。これこそが『本物のスーパースターなんだ』ということを分かってもらえれば」と、地域色の濃いチームに与える影響も計算していた。

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース