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【神谷光男 スポーツ随想】目に余るFIFAの拝金主義  そんなに稼いでまた金銭スキャンダルでも起きないのか? (1/2ページ)

 サッカーというのはW杯が最高峰の大会、とばかり思っていたが、どうもそうではなくなるみたいだ。国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長がW杯の簡易版ともいえる8チームの代表による大会を2年に1度開催することを提案しているという短信を先週末、目にした。

 その数日前には、現在7チーム(6大陸連盟王者と開催国代表)で毎年開催しているクラブW杯を、出場チーム24に拡大して4年に1度の開催に変更。さらに、各国代表チームによる国別対抗戦「ネーションズリーグ」の新設を検討している、というニュースを目にしたばかりだ。

 国際オリンピック委員会(IOC)と並び、拝金主義の権化のようなFIFA。不透明な金銭授受疑惑で辞任したブラッター前会長の後任として、2年前に就任したインファンティノ会長は来年が改選となる。

 2016年2月の会長選では、32のW杯出場国を26年大会から40とする拡大案を公約に掲げて当選。その後、16チームによる決勝トーナメントを維持するには40では不都合なため48としたが、よほど拡大、というか“ばらまき”が好きらしい。

 アジアは現行の4・5枠が、他大陸とのプレーオフ枠を含めれば最大9枠の広き門となり、日本にとっても大歓迎だ。とはいえ、ハラハラ、ドキドキはなくなり予選を突破してもありがたみはなくなる。

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