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巨人・長野 死球は必然だった!? 「当てろ」と恩師が珍指令

 巨人・長野久義外野手(33)が10日の阪神戦(東京ドーム)で、高校の後輩にあたる阪神の新人右腕と初対決。まさかの死球を当てられた。

 阪神はドラフト5位・谷川昌希投手(25)がプロ初登板初先発。筑陽学園高(福岡)から東農大、九州三菱自動車を経てプロ入りしたオールドルーキーだ。同じく大学、社会人を経由した長野にとっては、ようやく球界に入ってきた高校の後輩。これまでは母校の有名人を聞かれても、「ドラゴン久保さん!」と元サッカー日本代表の久保竜彦を挙げるしかなかった。

 この日は「7番・中堅」で先発。2回の第1打席は外角スライダーをとらえ、中前打でまず先輩の貫禄を示した。続く4回の第2打席は、谷川が内角へ投じたシュートが顔面方向へまっしぐら。何とか避けたものの、左前腕部に当たる死球となった。8学年上の大先輩に帽子を取ってわびる谷川に対し、「気にするな」と身ぶりで制して男気を示した。

 実は谷川は登板前、高校時代の恩師から「長野に当てろ」と珍指令を受けていたという。それくらい強気に攻めろというメッセージだが、思わぬ形で忠実に実行してしまい「ちょっと抜けて当たってしまった」。それでも「反省していますが、スタイルは変えません」。長野も「全然いいよ!」と笑顔を浮かべた。

 谷川は4回3失点で降板で黒星スタート。長野は9年目で今季は定位置を約束されていない。これから何度の対決が見られるだろうか。(笹森倫)

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