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巨人・菅野、完封 自己最多タイ13K、27イニング無失点

 (セ・リーグ、巨人6-0中日、6回戦、巨人5勝1敗、11日、東京D)巨人・菅野智之投手(28)が、今季2度目の完封となる9回5安打無失点、自己最多タイの13奪三振で4勝目(2敗)を挙げた。

 巨人・菅野は最後までゼロにこだわった。「絶対完封しかないと思っていた」。九回無死三塁という窮地も無失点でしのぎ、今季2度目の完封勝利。本拠地の大歓声を一身に浴び、「最高の気分」と笑みをこぼした。

 すごみが詰まった試合だった。13奪三振は自己最多タイ。二回途中からは球団記録に並ぶ7者連続を奪った。フォークボールのキレが抜群で、バットが次々空を切った。「あまり三振を取る投手ではない」との言葉が嘘に聞こえるほどの快投だった。

 見せ場は何度も訪れた。七回無死二、三塁のピンチ。「全員三振を取るイメージ」とギアを上げた。ビシエドを遊飛に仕留め、福田、藤井を連続三振。鬼の形相でガッツポーズし、球場を沸かせた。高橋監督は「力でねじ伏せた。期待通り」と最大級の賛辞を贈った。これで27イニング連続無失点。無双状態にある。「いつか点は取られる。そこで切り替えて、次の点を与えないようにしたい」と菅野。どこまで記録を伸ばすか、ファンの楽しみは尽きない。

 この日は、ちょっとした意地もあった。相手先発の小笠原は、母校・東海大相模高の8歳下の後輩だ。「簡単に負けるわけにはいかないのでね。まだまだ立ちはだかりたい」。お立ち台から、貫禄たっぷりに言い放った。(産経新聞、浜田慎太郎)

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