記事詳細

【福島良一 メジャーの旅】イチローの手本? 77歳までプレーした伝説の選手 (1/2ページ)

 事実上の現役引退かと報じられたマリナーズのイチロー外野手だが、本人はキッパリと否定。それで真っ先に思い浮かぶのが、キューバ出身で初のラテン系黒人選手、ミニー・ミノーソだ。

 1949年、インディアンスで俊足の外野手としてデビュー。50年代にはホワイトソックスでビル・ベック・オーナーのもと、機動力野球「ゴーゴーソックス」の主力として活躍し、64年に一度現役引退したが、これで終わりではなかった。

 76年に古巣ホワイトソックスにコーチとして復帰。さらに奇才ベックの命令により、当時50歳ながら現役選手としてカムバック。主に指名打者として3試合に出場し8打数1安打をマーク。史上4番目に高い年齢でのヒットを記録した。

 80年には54歳で再びカムバック。2試合に代打で起用されたが、残念ながらバットから快音は響かず。それでも、1890年代から1930年代のニック・アルトロックに次ぐ、史上2人目の5デケード(世代)プレーヤーとなった。

 90年に史上最年長の64歳で3度目のカムバック。初の6世代プレーヤー誕生かと騒がれたが、当時のコミッショナーが「それは単なる客寄せで大リーグの尊厳を傷付ける」と声明を発表。実現には至らなかった。

zakzakの最新情報を受け取ろう