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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】楽天選手“ひげ面”解禁に違和感 「外見の乱れは心の乱れにつながり…」 (1/2ページ)

 僕の古巣である楽天が、パ・リーグ最下位に低迷している(25日現在)。昨年4年ぶりにAクラス入りを果たし(3位)、今季は僕も開幕前の順位予想で2位に推していただけに想定外だ。

 力のあるチームであっても、春先にコケて“借金”が膨らむと選手のモチベーションが下がり、深みにはまってしまうケースはよくある。

 実は、先日取材に行って一番気になったのは、ひげ面の選手がちらほらいたこと。今季から解禁になったというのだ。

 楽天の歴代監督のうち、野村克也さん(2006~09年)と星野仙一さん(11~14年)はひげ、茶髪を嫌っていた。球団創設14年目のチームで、田尾安志さんが監督だった初年度と、ブラウンが率いた1年間(10年)を除き、基本的にひげは禁止。いわば楽天の伝統になっていた。星野さんの監督退任後も、フロント入りして目を光らせているうちは変わらなかったものが、亡くなった途端に解禁というのは、どうなんだ。

 ツイッターでこう書いたら、「ひげを生やすかどうかが、野球に何の関係があるんですか?」といった声も寄せられた。確かに僕も現役時代は、自分はひげが薄くて伸ばしてはいなかったけれど、他人が伸ばしていても気にはならなかった。しかし、一歩引いてチームをながめてみると、選手が同じ方向を向くということが何より大事だと改めて痛感する。