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【中山徹 俺にも言わせろ】「日本ツアー選手権 森ビルカップ」 命運分けた「長尺パット」 (1/2ページ)

 パットのアドレス前に涙があふれ出しそうだった。そのシーンを見て、この俺が先にもらい泣きだ。ヨネックスレディスで大山志保が復活優勝し、ツアー通算18勝目を挙げた。

 首痛に悩まされ、不本意なシーズンを送っていたそうだが、41歳にして克服し、勝利の女神を振り向かせるなんてすごい。糖尿だ、リウマチだなんて口にしている俺が恥ずかしい。

 国内男子「日本ツアー選手権 森ビルカップ」も劇的だった。時松隆光(24)が手堅いゴルフで逃げ切ると思っていた。だが、勝負事に筋書きはない。

 一時は通算15アンダーにまで伸ばした時松が、最終ホールの18番で1組前の市原弘大(36)にチップインバーディーで並ばれた。ともに12アンダー。時松はバーディーなら優勝、パーでプレーオフ、ボギーでは逆転優勝を許す場面に立たされた。

 試合は煮詰まった。時松は短いパーパットを残す。優勝が懸かっていなかったら、100回打って100回入るような距離に見えたが外した。ラインの読み違いだ。スライスと読んだと思われるパットはカップ左縁を舐めて外れたのだ。

 「上りのラインなんだから真っすぐゴン!」だろ。痛恨のショートパットのミスだった。

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