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巨人・高橋監督、泣いて上原を斬れるか? またも被弾で5位転落…

 巨人・上原浩治投手(43)が7日の楽天戦(東京ドーム)で決勝ソロを被弾した。今季10年ぶりに復帰も復調が遠いレジェンド右腕。盟友の高橋由伸監督(43)はそれでも1軍ブルペンに置き続けるのか。

 2度目の先発となる昨秋ドラフト1位の鍬原は3回に逆転満塁アーチを被弾したが、以降は粘り7回を投げ抜くと、打線が2本のソロ弾で追いついた。黒星を消してもらった新人右腕は「投球のリズムがよくない中で、点を取ってもらってうれしかった」と感激。経験の浅い若手の奮闘を主力勢がもり立てる理想的な展開は、しかし直後の8回にチーム最年長選手の背信によって暗転した。

 2番手の上原は先頭こそ抑えたが、藤田に投じた内角137キロ直球を痛打され、打球は右翼ポール際へ。球場中の視線が集中した電光掲示板のリプレー検証映像は、ポール外側をかすめファウルゾーンへ着弾した無情の現実を突きつけた。

 5月31日の日本ハム戦(同)以来、中1試合でまたも柵越えを許し3敗目。上原は「打たれたのは実力。自分のことより同点に追いついたのにやられて申し訳ない」と肩を落とした。満足に春季キャンプもこなせず3月に電撃復帰して開幕を迎えたが、「体自体は4月とは比べものにならないくらいいい。投球が変わっていない」と話す。

 元巨人ヘッドコーチで夕刊フジ評論家の須藤豊氏は「同じ135キロの直球でも、いい時はピュッと伸びて後方へのファウルになる。今は棒球。突っ立ったフォームで球が上ずり、重要な場面で使うのは厳しい」と指摘。別のOBは「上原が今の状態で1軍にいる限り優勝は無理」と断言した。

 それでも斎藤投手総合コーチは、2軍再調整を「今のところはないよ」と否定。悩めるベテランと生年月日が同じ盟友、高橋監督が泣いて馬謖を斬る“Xデー”の前に、最下位の足音が迫ってきた。(笹森倫)

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