記事詳細

サッカーW杯、26年は史上初の米、カナダ、メキシコ3カ国共催  出場チームも48へ

 サッカーの2026年W杯開催地を争う決選投票が13日、モスクワでの国際サッカー連盟(FIFA)総会で行われ、史上初の3カ国共催を掲げた米国、カナダ、メキシコに決まった。初開催を目指したモロッコとの一騎打ちで、結果は134-65(2候補とも選ばずが1票)だった。

 26年大会は現行の32から48へと出場チーム数が大幅に増加し、試合数も64から80に増えるため、開催総経費は推計21億6000万ドル(約2397億円)の巨額に上る。

 計画では米国で60試合、カナダとメキシコで10試合ずつを行う。共催は、02年日韓大会に続く2例目となる。

 史上最大規模のW杯実現に向け本格折衝を開始する関係当局は、「米国第一」を掲げるトランプ米政権が保護主義的な経済政策にかじを切る中で懸念も抱える。FIFAのインファンティノ会長は「メキシコ、カナダ、米国が手を取り合って大会の準備を進める。これはとてもいいメッセージを持つ」と、共催が3カ国の関係改善に好影響を与えることへ期待感を示したが、米メディアはトランプ氏の言動が今後3カ国共催の障害となる危険性を指摘している。

 また、FIFAはW杯開催地を理事会で決めていたが、理事に権限が集中しすぎているとの批判が高まり、今回から総会で決める方式に変更。日本を含む200加盟協会が投票した。