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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】ファン投票、中日・松坂の“当確”に複雑な思い 成績は巨人・菅野が断トツなのに… (1/2ページ)

 今年のオールスターのファン投票が17日に締め切られた。最終結果は25日に発表されるが、18日の最終中間発表では、セ・リーグの先発投手部門で中日・松坂大輔(37)が巨人・菅野智之(28)に10万票以上の差をつけてほぼ当確。背部の捻挫で17日の西武戦先発を急きょ回避した松坂だが、今のところ球宴には間に合いそうだという。

 昨年までの3年間右肩の故障でほとんど試合で投げられなかった状態から復調し、3勝(19日現在、以下同)を挙げている頑張りには敬意を表したい。しかし、投球回数は37回1/3で規定投球回数に遠く及ばない現実がある。一方、菅野は91回を投げ7勝、セ・リーグ断トツの防御率2・08をマークしている。

 もちろん、野球選手に人気商売の一面があることは理解しているし、僕はファンの皆さんの投票について良い悪いを論じる立場にない。ただ、“選手目線”で言わせてもらうならば、オールスターのファン投票は単なる人気投票であってほしくない。圧倒的な成績を残しているのに選出されない選手がいるとすれば気の毒だと思う。それほどファン投票で選出されることは選手にとって、前半戦で活躍したことに対するご褒美であり、最大のステータスなのだ。松坂自身の胸中も複雑ではないだろうか。