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負けなし8勝目 西武・菊池、メジャー行きカギ握るカーブは「最も本塁打しにくい球種」

 西武・菊池雄星投手(27)が22日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し7回無失点で8勝目。今季無敗の左腕はある球種を効果的に使って快投を続けている。

 無死一、二塁のピンチを背負った7回。打者・鈴木を初球のカーブで二ゴロ併殺打に仕留めた。

 女房役の炭谷は「今季はずっとカーブがいい。勝負球として使えるようになったのは今年から。あれがあるのはかなり大きい」とうなずく。

 メジャー行きを熱望する左腕にとっては大きなプラス材料だ。大リーグではここ数年、ゴロやライナーではなく意図的に飛球を打ち上げる『フライボールレボリューション』が各球団に導入され、本塁打数を格段に伸ばしている。意識的にボールの下をたたいてバックスピンをかけるスイングに対して効果的だとされるのが、カーブだ。

 メジャー球団のスカウトは「データ分析によって、最も本塁打を打たれにくい球種がカーブだと分かってきている。この球種を使いこなすことがメジャーの先発として成功する近道だ」と指摘。

 「もっともっと精度を上げて、どんどん使っていければいい」と話す左腕は、このオフにポスティングシステムを利用して海を渡ることが濃厚だが、カーブのでき次第で“値札”の額も変わってくるかもしれない。(片岡将)

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