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中日・小笠原慎之介、球団史上最年少の開幕投手 “小笠原世代”と呼ばれたい

 「やっぱり、どんな場所でも僕は“顔”になりたいんですよ」

 こう言い放つのは、東海大相模高3年の夏に甲子園優勝投手の栄誉に浴し、今季は球団史上最年少で開幕投手を務めた、中日・小笠原慎之介投手(20)である。

 思い出の甲子園で行われた3日の阪神戦は、先発して6回途中まで3失点に抑え今季3勝目(6敗)。それでも「もっとリズムよく投げられた。ダメなところが多すぎた」と反省しきりだ。

 プロ3年目の今季、「1年間フルで1軍で活躍すること」を目標に掲げるが、相手のエース級との投げ合いが増え、好投しても打線の援護に恵まれず、白星は伸びていない。

 それでも何事も「1番」にこだわる。そのひとつが、チームで1番にマウンドを踏む「開幕投手」の座だった。「やっぱりあそこで投げるのが、そのチームの顔だと思うんです」。オープン戦で好投し、見事その座をゲットした。

 究極の目標は、今季からチームメートとなった松坂大輔のように、「○○世代」の言葉に自分の名前を冠するくらい、同年代を代表する存在となることだという。

 「僕らの年代は『オコエ(瑠偉=楽天)世代』と呼ばれたこともありますが、何とか『小笠原世代』に変えたいんです」と訴える。

 そのためにはチームのみならず、リーグで圧倒的な成績を残すことが不可欠。単に優勝したい、チームに貢献したいだけでは終わらないモチベーションがここにある。(山戸英州)

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