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「優等生軍団」フランスが決勝進出 問題児を次々追放“デジャン采配”的中 W杯 (1/2ページ)

 フランス(FIFAランキング7位)が準決勝でベルギー(同3位)に1-0で勝利。ディディエ・デシャン監督(50)=顔写真=は、主将として自国開催の1998年大会で初優勝を遂げて以来、2度目の世界一に王手をかけた。

 ともにフランス語を公用語に含む隣国同士。緑の芝生の上で前半は、青と赤のめまぐるしい攻防が展開された。後半6分、CKをDFウンティティが頭で後ろにそらし先制すると、「レ・ブルー」(青の意、フランス代表の愛称)は一転。堅陣を敷き、日本戦で2点差をはね返した「赤い悪魔」(ベルギー代表の愛称)の猛攻をしのぎきった。デシャン監督は「彼らの成長はとてつもない。その精神力を本当に誇らしく思う」と若きイレブンをたたえた。

 ベルギー史上最強のタレント軍団はFWアザールら黄金世代が円熟期を迎えたのに対し、フランスは平均年齢26歳と参加国中2番目に若い。2010年南アフリカ大会でチームが空中分解した反省に立ち、12年就任の指揮官が人間性重視で人選した結果だ。セックステープをネタに代表の同僚が恐喝された事件で、関与が疑われたベンゼマやナスリら、能力が高くても規律を乱す問題児は容赦なく追放した。

 今大会3得点で大ブレークした19歳の神童、FWエムバペの手綱も緩めない。「もっと高みを目指さなければいけない選手。自分のプレーに絶対に満足させたくない」。マークが厳しさを増す中で、ウルグアイとの準々決勝では危険な兆候を察知。FWネイマールのように大げさに倒れて乱闘騒ぎに発展すると、すぐさま注意を与えている。

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