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クロアチア、初の決勝進出! 「英雄」と「悪役」の両面を持つモドリッチ W杯 (1/2ページ)

 W杯準決勝でクロアチア(FIFAランキング20位)がイングランド(同12位)との延長戦に及ぶ死闘を2-1で制し、初の決勝戦へ駒を進めた。

 クロアチアにとっては、MFモドリッチ(32)をはじめタレントがそろった、またとない大会だ。

 どちらが決勝に挑んでもダークホースといわれるチーム同士の対戦は開始5分、イングランドのDFトリッピアーがペナルティーエリアに近い中央からのFKを、ゴール右上へ突き刺した。

 先制されるも下を向くことなく真っ先にセンターサークルに向かったのは、クロアチアのモドリッチ。主将としてチームに落ち着きをもたらした。これが実を結び後半23分、DFブルサリコからのクロスに反応したFWペリシッチが右足でゴールへ押し込んだ。

 ここまで6試合すべてに先発出場している満身創痍のモドリッチを中心にリズムを作り、延長後半4分。ペリシッチがヘディングで中央で待っていたFWマンジュキッチに渡し、ゴール右隅へ値千金となる決勝ゴールを左足でねじ込んだ。

 いぶし銀の活躍で、試合終了間際に交代するとスタジアムから大きな拍手が送られたモドリッチだが、その人生は試練続き。ユーゴスラビア紛争のまっただ中に生まれ、祖父をセルビア軍に殺害されている。

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