記事詳細

大谷兄の夏終わる 弟とは対照の“裏街道”の野球人生も…夢みた全国大会で確かな一歩 (2/2ページ)

 練習は今も廃校のグラウンド跡地で行い、創部当初は夜勤明けや出勤前の早朝練習も珍しくなかったという。「午後から練習時間が取れるようになったのはこの2、3年くらいですね」と龍太。本大会出場は苦節7年の末に成し遂げられた。

 やりがいはある。高知で2年目のプレーを終えた龍太は2012年に故郷でトヨタ東の立ち上げに参加した。同部は震災復興と地域貢献を目的とした新たな企業チームとして産声を上げた。

 「弟と比べられるのは仕方のないことだと受け止めています。自分は社会人でこのチームを強くしていくことが今の目標。秋には日本選手権もあります。きょうはいい経験をさせてもらいました。また来年戻ってきたいですね」

 穏やかであくまで前向き。歩む道は対照的でもやはり2人は兄弟だ。(片岡将)

関連ニュース