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巨人・上原、勝利・セーブ・ホールドのトリプル100達成

 (セ・リーグ、広島10x-9巨人=延長十回、14回戦、広島10勝4敗、20日、マツダ)巨人・上原浩治投手(43)が新たな勲章を手にした。日米通算100ホールドを挙げ、134勝、128セーブと合わせ“トリプル100”を達成。43歳のベテランは「周りの支えがあってこういう数字になったことを感謝したい」と力を込めた。

 出番は8-8の七回だった。先頭の会沢を右飛に打ち取った。西川には安打を許したものの、バティスタ、田中を仕留め無失点で抑えた。恒例の荒々しいハイタッチを守備陣と交わし、満面の笑みでベンチに下がった。

 当初は先発だったが、年齢を重ねる中で、抑えや中継ぎを経験。さまざまな役回りに適応してきた。

 「先発のときはそのプライドを持っていた。今はこのポジションにプライドを持っている」。与えられた役割を、必死に全うしてきたからこそ生まれた大記録だ。

 一方で特別な思いもあった。野手や先発投手に比べ、中継ぎや抑えはなかなかスポットライトが当たらない。自らの“トリプル100”達成によって、同じ役割の選手に「もっと光が当たれば」。後輩たちの道しるべとして、前進し続ける。(産経新聞、浜田慎太郎)