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【ミャンマー野球伝道記】体格では劣るも、身体能力の高さに驚嘆 元西武・岡本篤志氏がミャンマーの実情リポート (1/2ページ)

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 プロで13年間の実績を誇りながら、野球不毛の地ミャンマーに渡り、“伝道師”となることを選んだ男がいる。元西武投手、岡本篤志氏(37)。東南アジアから、本人が実情をリポートする。

 ミャンマーの子供たちと野球をする際には、プロ野球選手会が監修したキャッチボール専用球「ゆうボール」を使っています。柔らかいゆうボールなら、野球未経験者でも、けがのリスクが軽減されます。

 子供たちに「投げてみてごらん」と渡してみると、いとも簡単に遠くに飛ばすことができました。日本ではボールを投げたり捕ったりできない子供が増えていると聞いていたので、ミャンマーの子供たちは身体能力が高いと思いました。

 さらにゲーム性を持たせて野球を楽しんでもらうため、今度はホームベースの前にティーを置き、1分間に何球打てるか競争しました。驚いたことに、それを何度か繰り返すうちに、打った後、子供たちが自然とファーストへ走り出すようになったのです。

 また、打球を拾った子供も、自然とファーストに投げるようになりました。そして、ファーストが捕れないと、打者はセカンドを狙いに行ったのです。まだルールを教えていないのに、なぜわかったのか。一緒に野球を教えていた駐在の日本人チームのみなさんも、これにはびっくりしていました。

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