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【神谷光男 スポーツ随想】夏巡業の見ものは…崖っぷち稀勢の里に“休み休み”の白鵬 (1/2ページ)

 大相撲の夏巡業が29日の岐阜・大垣市を振り出しに始まった。炎熱の名古屋で15日間の本場所を戦い、1週間休んだだけで、8月26日まで約1カ月ほぼ連日“ハネ立ち”(1日興行)の道中。力士もかなりの重労働だ。

 モンゴルに帰国していた十両貴ノ岩ら4力士の再来日が台風の影響で遅れ、巡業初日に遅刻して厳重注意を受ける一幕もあったが、やはり注目は名古屋場所を全員休場し、この日は顔をそろえた3横綱。特に年6場所制の横綱としてワーストの8場所連続休場中の稀勢の里だろう。

 「生殺しみたいで、もう、うっとうしいね。早くどっちかにしてもらいたい。本人もそう思ってるのでは…」という親方もいるほどだ。

 さすがに名古屋場所後の横綱審議委員会では「(秋場所=9月9日初日、両国国技館=は)出るだろうと委員のみんなが思っている。出る以上は、きちっと(横綱の責任を)務めてほしい」(北村委員長)と、やんわり出場勧告。この巡業は目の色変えて稽古に励むしかない。

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