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山根氏、法廷闘争を示唆で利権死守「死ぬまでボクシングに関わる」 会長、理事職『辞任』も別の役職で影響か… (1/3ページ)

 ■早くも沈黙破る

 8日に「辞任」を表明した日本ボクシング連盟の山根明氏(78)。その後、会長と理事職を辞めたことを認めたが、その他の役職の進退については明言せず、「死ぬまでアマチュアボクシングに関わる」と宣戦布告ともとれる発言をした。山根氏は法廷闘争も示唆しており、ボクシング界で影響力を持ち続ける可能性が出てきた。連盟を私物化、独占して築いた「山根王国」の利権を死守するとの見方も浮上する。

 「これからです。これからです!」

 辞任表明をした8日に自宅に戻った際には妻に“口封じ”された山根氏だが、早くも沈黙を破った。

 9日夜、報道陣に「私は、死ぬまでアマチュアボクシングに関係します」「僕自身は40代に負けないスタミナ持っている。神が山根明に与えた力や」と怪気炎を上げた。会長と理事を辞任したと認めたが、ボクシング界から身を引く気はさらさらないようだ。

 これまで連盟の定款に存在しない「終身会長」に就任するなど人事を思うままに操り、判定にも大きな影響力があった山根氏。グローブの独占販売や助成金の流用など、「山根王国」は「山根商店」でもあった。

 その権力はプロの世界にまで及んでいた。主要4団体の元世界王者、高山勝成氏(35)は、山根会長からアマ転向を拒否されている。

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