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ドラフト目玉、大阪桐蔭・根尾内野手に日本ハムが“リリーフ限定二刀流”の仰天プラン 甲子園 (1/3ページ)

 優勝候補大本命で、空前の“ドラフト候補6人衆”を抱える大阪桐蔭が第9日(13日=甲子園)、2回戦で沖学園(北福岡)に10-4と快勝した。中でも今大会最注目選手の根尾昂(あきら)内野手(3年)=右投左打=は投手として先発し、8回4失点ながら最速148キロをマーク。打っては高校通算28号をバックスクリーンにほうり込んだ。日本ハムは大谷翔平(現エンゼルス)のときとは違う二刀流プランを披露。本拠地が根尾の出身地に近い中日も熱意を見せ、早くも争奪戦の火ぶたが切られようとしている。(片岡将)

 「5番・投手」で先発した根尾は、投げては「高校では初めて」という1試合2本塁打を被弾したものの、代わりにバットで魅せた。

 先頭で迎えた7回の第4打席に甲子園で初本塁打となる中堅バックスクリーン弾。打った瞬間それと分かる当たりに「いったとは思いました。本塁打を狙わずに打ったので、行ってくれてよかったですね」と白い歯をこぼした。

 1回戦の作新学院(栃木)戦には「5番・遊撃」で先発。投手に加えて内野、外野、中軸打者までこなす“多刀流”は今大会の目玉だ。

 岐阜県飛騨市出身で、小学6年時にソフトボール投げ88メートル92を記録。古川中時代は飛騨高山ボーイズに所属し、中3にして最速146キロの剛球を誇った。さらに全国中学スキー大会のアルペン回転競技でも優勝した天才児である。

 プロ側には遊撃手として評価する声が多い。日本ハムの山田スカウト顧問は「はじめは外野がいいと思っていたが、2年時と比べて内野守備がはるかに上達している。以前はスピードを生かして前に突っ込んでくるだけの守備だったが、打球に合わせる柔らかさも出てきた。これだけ短期間にうまくなる選手は初めて見た」と成長速度に目を見張る。「頭もいいから、伸びしろが大きいと思う。10年以上遊撃でレギュラーを張れる選手になる。どこだって欲しがりますよ」と将来性にほれ込んでいる。

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