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【須藤豊のいごっそうが斬る】巨人「3つの再生法」とは CSで広島にひと泡吹かせ、チーム再建へ (1/2ページ)

 セ・リーグV3へ優勝マジック点灯間近の広島に対し、巨人は4年連続の負け越しが決まった。

 両軍の差はまずクリーンアップの長打力だ。広島は3番丸が25本塁打、4番鈴木も21本(13日現在、以下同)。ともに故障離脱の期間がありながら、ホームランダービーの上位につける。5番は18本のバティスタ、9本の松山らを併用。今季も巨人は勝負どころで手痛い一発を浴びてきた。

 巨人は昨季セ最多35発のゲレーロを中日から引き抜いたが、6月中旬に2軍に落ちたままだ。チームトップは21本の4番岡本で、次点は14本塁打の3番マギー。5番は11本の亀井、10本の長野らでやりくりしてきたが、先週約2カ月ぶりにスタメンに復帰し5番に座った阿部の存在感はやはり違った。ベテランにフル稼働は難しいが、週6試合のうち4試合のペースで先発させれば、火力不足を補うことができる。

 勝ち継投の運用にも差がある。広島は抑えの中崎が不動。セットアッパーの今村、ジャクソンらが精彩を欠くと2軍で再調整させ、代わりに新戦力を抜擢した。ドミニカ共和国出身で育成上がりの左腕フランスアがフル回転。防御率1点台の安定感を誇っている。

 巨人は計算していた4投手からカミネロ、上原が不振で2軍落ち。マシソンも左膝故障で離脱した。孤軍奮闘の沢村も防御率4点弱と不安定。いったん2軍で再調整が必要だろう。現状は日替わり守護神だが、新加入の先発右腕ヤングマンの抑え転向を提言したい。

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