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岡本まで?不可解な途中交代 巨人が“野戦病院”化

 けが人続出の巨人。15日のヤクルト戦(神宮)では新主砲の岡本和真内野手(22)までが不可解な途中交代だ。

 「4番・左翼」で先発した岡本は3回の2打席目に22号2ラン。だが6回の3打席目で遊ゴロに倒れると、その裏からベンチに下がった。4点リードとはいえ、大ベテランの阿部に一塁を守らせながら、若手がお役ご免とは考えにくい。試合中にダッグアウトを離れた本人に代わって、村田ヘッドコーチが「何か事情があるから代わったんやろ。そこは察して聞きなさんな」とコンディション不良を示唆した。

 夏場に入ってレギュラー野手は災難続きだ。不動の正遊撃手の坂本主将は左脇腹肉離れで先月17日から離脱中。二塁の定位置をつかみかけていた2年目の吉川尚も、今月1日の試合で一塁へのヘッドスライディングの際に左手を骨折して長期離脱が見込まれる。

 さらに外野の一角を担ってきた長野も下半身が悲鳴を上げ、8日の広島戦(マツダ)を最後に先発から外れている。前日の14日のヤクルト戦(神宮)では代打で適時打を放った後に代走が送られず、そのまま右翼の守備に就いたが、一夜明けたこの日の試合前練習では全力疾走できず、ゆっくり走る姿が痛々しいほどだった。

 例年なら「ヤ戦病院」といえば、この日対戦したヤクルトの専売特許。だが今季はアクシデントが起きる前から毎試合ベンチに塩を盛っている効果なのか、主力野手に目立った故障離脱者はいない。逆に野戦病院の様相となった巨人打線はこの上、次代の旗手的な存在の岡本まで奪われては夢も希望もなくなる。村田ヘッドの「明日は出ると思うよ」という楽観的な見通しを信じたい。(笹森倫)

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