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【中山徹 俺にも言わせろ】見事だったツアー初優勝、20歳・大里桃子は勝ち方を知っている (1/2ページ)

 見事だったね。CATレディースで女子プロ協会入会ホヤホヤだという大里桃子、20歳がツアー初優勝を飾った。

 大会2日目に66をマークして単独首位に立ち、自身初めての最終日最終組ながら、そのまま逃げ切って勝った。ゴルフは8歳から始めたそうだが、勝ち方を知っているようなプレーには驚いた。

 勝負どころの17番で1クラブほどのしびれる距離のパーパットをねじ込んだ。良いパットを沈めたこともあるだろうし、勝ってやると強く思ったこともあるだろう。18番パー5で、大里はドライバーショットをしっかり振り切ってフェアウエーど真ん中をとらえた。これがまた飛んだ。

 俺はてっきり2オンを狙うかと思ったが、2打目をレイアップ。そして3打目をピンそば30センチにピタリと止めてみせ、圧巻のバーディー奪取フィニッシュ。終わってみれば2位と2打差。立派な勝ちっぷりだ。

 飛距離が出るのは魅力だ。先週、20歳の誕生日を迎えたばかりだそうで、その週に自身初のホールインワンを決めたと聞いた。成人して運気が変わったのか?! いや、違う。ツアーにも慣れ、腕も上がってきての優勝だと思う。磨きをかければ勝ち星を積み上げられる逸材だ。

 最近の日本人選手は、ハングリー精神が乏しいといわれるが、厳密には「勝ちたい」という欲望のことであって、「お金を稼ぎたい」のとは違う。資金不足では予選通過ばかりを気にしてゴルフが小さくなる。お金の心配がなく、気持ちに余裕があればゴルフに集中できるものだ。

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