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金足農・吉田の“巨人逆指名”大騒動 ツイッター開設も即日削除 「シャキーン」は継続 (1/3ページ)

 今夏の甲子園で金足農を秋田県勢として103年ぶりの準優勝に導いた最速150キロ右腕、吉田輝星(こうせい)投手(3年)が22日、「巨人に行きたい」と発言し波紋を広げている。甲子園のヒーローの進路に注目が集まる中、吉田がこの日開設したツイッターに8万人を超えるフォロワーが殺到し、即日投稿を削除する騒ぎに。本人の天真爛漫な言動が、想定外のフィーバーを巻き起こしている。

 大阪桐蔭に2-13で完敗した甲子園決勝から一夜明け、金足農ナインは22日、秋田市内の同校に凱旋した。準優勝報告会後、報道陣の取材に応じた吉田は進路について「全く考えていない。いずれはプロ野球選手になって活躍したい」と話したが、「好きなチームは?」と聞かれると、「巨人です」と即答。さらに「巨人に行きたいか?」と念を押され、「はい、行きたいです」と屈託なく答えた。

 これほどのスターダムにのし上がるとは誰にも予想できなかった大会前は、八戸学院大(青森)への進学が濃厚といわれていた。父の正樹さん(42)は「(輝星は)楽天の則本昂大投手に憧れているみたい」「親としては、近くの球団だと(応援に)行きやすいので助かりますけど」と地元楽天への好感を示唆していたが、巨人へまさかのラブコールだ。必ずしも高卒即プロ入りを明言したものではないが、衝撃度は大きい。

 巨人も吉田の力量を高く評価しているが、一方で、「球団史上ワーストタイの4年連続V逸が決定的な巨人の補強ポイントは、大学生か社会人の即戦力投手。もしくは今年30歳の坂本の後継者になりうる遊撃手、次いで長野や亀井が30代中盤にさしかかっている外野手。今秋のドラフト1位は、大阪桐蔭の根尾(遊撃手兼投手)や藤原(外野手)の方が可能性が高いと思う。高校生の投手は想定していなかったのが本音ではないか」(巨人OB)との見方もある。

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