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【神谷光男 スポーツ随想】貴親方「緊急搬送」の背景に審判の激務、息子の別居報道… (1/2ページ)

 貴乃花親方(元横綱)が倒れ「緊急搬送」された、というニュースにはびっくりした。

 21日、秋田市の秋田県立体育館で行われた夏巡業。親方は稽古を館内で見ていたが、その後貴乃花部屋の幕下以下の力士を指導するため屋外に出て股割などを指導しているとき、けいれんを起こして倒れたという。一時は意識がなかったが、救急車が到着したときには意識が戻り、搬送先の病院では会話もできたという。

 巡業は取組があるため審判部からも5人の親方が同行する。今年3月に審判部に配属になった貴乃花親方もその一人だったが、46歳の親方にとってはかなりハードな任務だったようだ。

 今夏の巡業は7月29日に岐阜・大垣市でスタートし、北陸から東京経由で東北、北海道と回り秋田市は21会場目だった。ほとんどの会場が「ハネ立ち」(1日興行)の連続。26日に全行程を終えたが、この酷暑の中、力士はもとより行司、呼出の裏方や親方衆にとっては、さぞしんどい巡業だったろう。

 ある関係者はいう。「貴乃花親方は去年まで巡業部長として同行した経験はあっても、審判として土俵下で毎日長時間座っているのは疲れも違っただろう」

 貴乃花親方は22日に帰京後、都内の病院で心臓などの検査を受け問題なしと診断された。秋田市の前の会場は札幌市。同行したマスコミ関係者によると「かなり気温差があり体調を崩しやすかった。それに前夜、かなり酒を飲んだことが脱水症状につながった、という情報もある」という。

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