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今秋は根尾ドラフトか? 吉田をしのぐプロスカウト人気、複数球団が“多刀流続行”提示も (1/3ページ)

 今秋のドラフト会議は“根尾ドラフト”になる可能性がある。第12回U18アジア選手権(9月3日開幕=宮崎)に出場する高校日本代表は28日、神宮球場で大学日本代表と壮行試合を行い3-7で敗れたが、投手・内野・外野をこなし強打も誇る“多刀流”根尾昂(3年)は「5番・右翼」で先発。打っては中越え三塁打など2安打を放ち、投げては8回に登板し打者3人でピシャリ。夏の甲子園大会でヒーローになった金足農・吉田輝星投手(3年)をしのぐほど、プロのスカウト陣から最も熱い視線を浴びている。(片岡将)

 「チームは調子のいい選手、状態のいい選手を使っていくものなので、その時のチーム状況によって自分は色々なポジションを任されると思います。与えられたところで結果を出すということは変わらない」

 三刀流だ四刀流だと、驚き興奮する周囲を横目に、根尾本人は落ち着き払っている。

 この日は2回の第1打席で大阪桐蔭の先輩でもある立大の左腕、田中(3年)が投じた138キロの直球をとらえ左前打。大学代表の生田監督(亜大)を「乾いた『パーン』という打球音は、慶大時代の高橋由伸クン(現巨人監督)を思い出した」とうならせた。

 5回の第2打席では、ドラフト候補左腕の早大・小島が投げ込んだ140キロの直球をはじき返して中越え三塁打。中堅手の辰巳(立命大)も走攻守そろったドラフト1位候補だが、その打球判断を誤らせるほど強烈なライナー性の打球だった。

 「大学生の高いレベルで甘い球はなかなか来ない。1球で仕留めなければいけないと思っていて、2打席ともファーストストライクを振っていけたのでよかったですね。三塁打は自分でも一瞬センターライナーかと思ったんですが、伸びてくれました」と根尾。

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