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自力CS進出消滅も…中日・森監督「続投」濃厚のワケ (1/2ページ)

 中日は2日の巨人戦に敗れた時点で自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅し、森繁和監督(63)の去就が取り沙汰され始めた。

 就任1年目の昨年がリーグ5位で、今季は53勝67敗2分けで最下位(3日現在)。残り21試合でCS出場圏の3位まで5・5ゲーム差と厳しい数字が並んでいる。

 これだけなら今季限りで解任されてもしかたがないが、今季の森監督は、松坂大輔投手(37)を西武時代の縁でテスト入団に導いた功績が大きい。

 “松坂効果”は10試合5勝4敗、防御率3・93の投手成績だけでは計れない。抜群の観客動員力に加え、球団関係者から「松坂がいなかったら、もっとひどいことになっていた」と評価する声が上がっているのだ。

 「特に若手選手への影響が大きい。プロで長年メシを食うためのお手本となり、アドバイスは押し売りでなく“求められれば惜しみなく送る”スタイルで慕われている。そんな彼を連れてきて、投手としてもそこそこ再生させたのは森監督の手腕に他ならない」

 さらに世代交代が急務のチームにあって、投手ではプロ3年目の小笠原、2年目の藤嶋、笠原を先発要員に育て、野手では京田を遊撃レギュラーに据え道筋をつけたことも評価されている。

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