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阪神“貧打線”の恩返し 投手陣に疲れがうかがえるいま…

 これまで阪神を牽引してきた投手陣に疲れがうかがえるいま、“貧打”と揶揄されてきた打線が恩返しするしかない。

 4日の広島戦では、3-3で迎えた6回、糸井嘉男外野手(37)が右前へ勝ち越し適時打。「流れが行ったり来たりしている中で何とかしたかった。ランナーを返せてよかった」と振り返ったが、この日は自慢の中継ぎ投手陣がリーグ3連覇間近の相手の勢いに飲み込まれてしまった。

 日米通算100勝目に王手をかけている先発・メッセンジャーは7回3失点と試合を作ったが、8回に1点リードで登板したベテラン・藤川が松山に同点右前適時打を許し、延長12回には守護神ドリスが撃沈した。

 振り返ってみれば、広島を上回る12安打を放ちながら4点しか奪えなかった拙攻も痛かったが、金本知憲監督(50)は、今季阪神戦で2勝を挙げている左腕・ジョンソンに5回までに119球投げさせて降板させた点を評価。「打線は何とかしようという姿勢が出ている。今日は何とも言えない、悔しい試合だった。乗っているチーム相手に力の差が出たと思う」と打線を責めることはなかった。