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【中山徹 俺にも言わせろ】フジサンケイクラシックは22歳・星野陸也が完全V 若手台頭で男子ツアー人気復活の匂い (1/2ページ)

 フジサンケイクラシックを弱冠22歳の星野陸也が制した。それも初日から首位を走り抜いての完全Vとは恐れ入る。何よりもうれしかったのは、最終組が星野と木下稜介(27)と重永亜斗夢(30)。その1組前には今平周吾(25)、浅地洋佑(25)という次代を担う選手たちによって覇が争われたことだ。

 生きのいい選手が試合を引っ張ると注目度が俄然違ってくる。ギャラリーの入りやテレビ視聴率にもつながってくるはずだ。国内男子ツアーの人気回復、復活が匂ってきた気がする。

 優勝した星野は「海外ツアーに挑戦したい」と口にしていたが、残念ながらそれはまだ早過ぎる。もっと勝ち星を重ねて、強い選手が漂わせているオーラをまとうようになるまでは、日本で戦い続けることだ。

 かつてジャンボが常勝していた時、ボギー必至の状況から奇跡のチップインバーディーを何度演じたことか。それがスターとしてのオーラにつながっていき、また一段違ったプレーを生むのだ。

 2位に終わった今平の上がり5ホールの5連続バーディーも印象深い。ツアー2勝目を期待され、今季は優勝争いを繰り広げながらあと一歩及ばないでいる。その原因の1つはパットかもしれない。スタンスの取り方がスライスラインの時に限って合っていなかった。パット力を高めたら、勝利数を上積みできそうな選手だ。

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