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御嶽海、V2へ順当なスタート 「注目は稀勢」で重圧減 (1/2ページ)

 ■大相撲秋場所 初日=9日、東京・両国国技館

 東関脇御嶽海(25)=出羽海=は、相手の正代に差されないように突き放し、出るところは出て、守るところは守って押し出し。V2へ順当なスタートを切った。「相手がよく見えていた。でも、まだまだ始まったばかり。自分の相撲を貫くだけ」

 長野から母親マルガリータさんをはじめ大応援団が駆けつけ、「歓声は力になる。でも名古屋に比べて少なかったかな」と余裕たっぷりだ。

 3横綱が休場した先場所は、あれよあれよの快進撃で13勝2敗。“鬼のいぬ間”の初優勝だった。直近2場所は9勝、13勝で、三役3場所33勝という大関昇進には11勝以上がノルマとなる。

 しかし、8月31日の横綱審議委員会稽古総見では1勝13敗とまったくふるわず、「気迫が足りない」と八角理事長が苦言を呈したほど。

 前日は土俵祭りと優勝掲額贈呈式に出席したが「自信? ないですよ。今場所の目標は勝ち越し」とかわしていた。

 ただ、稀勢の里の復帰場所で耳目はそこへ集中している。初優勝で大関とりとなれば普通、マスコミに追いかけられ重圧になるはずだが、それがまったくなく、マイペースで調整ができた。